カムチャツカ半島
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カムチャツカ半島(カムチャツカはんとう)とは、ロシア東部、オホーツク海とベーリング海の間に南北に延びる半島である。長さ1400km、幅は最大300kmにもなり、総面積は日本全土よりも広い。南部にはアイヌ人、東部にはイテリメン人、北部にはコリャーク人やチュクチ人といった多様な民族が暮らしていたが、18世紀以降にロシアの領土となった。ロシアの中ではアメリカ合衆国(アラスカ州)に近いため、冷戦時代にはこの周囲は緊迫していた。また、この近海は漁場として有名である。最大都市は南部の太平洋沿岸にあるペトロパブロフスク・カムチャツキーである。半島の東方には千島海溝があり、半島南部は大地震に度々見舞われてきた。