カマキリ拳法

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カマキリ拳法は、別名「蟷螂拳・螳螂拳」ともいい、カマキリ独特の動きを拳法に見立てたものである。形象拳のひとつ。

概要[編集]

中国拳法の一種であり、漫画テレビ番組によく登場する。『カックラキン大放送』のラビット関根のカマキリ拳法はこれをモチーフにしている。また漫画作品では『マカロニほうれん荘』のトシちゃんが有名である。映画作品では武田鉄矢が『刑事物語』で使っている。

武術として[編集]

派によって少しづつ用法などが違うが、北派は姿勢の高い小架、南派は姿勢の低い大架という傾向はある。起源となったのはおそらく太宗長拳であり、太極拳や八卦掌を行なう人は蟷螂拳も同時に学ぶことがある。手の形は喉への突きとか中高一本研拳への変化という側面もあるが、フェイント的な要素もあり、低い蹴りと関節技も多い。合気道の文手持ち三教もよく使うので意外に間合いが近いが、これだと「アクション場面では絵ヅラ的にどうよ」という配慮からアクション作品では間合が遠いことが多い。