オールラウンダー
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スポーツにおけるオールラウンダー (all-rounder) とは、
- 複数の競技で能力を発揮する選手。
- 一つの競技でポジションを問わない選手。あるいは複数の特質を合わせ持つ選手。主に野球、サッカー、バスケットボールなどで、ユーティリティープレイヤーとも呼ばれる。
- クリケットでは、投手であるボウラーと打者であるバッツマンの両方を高いレベルでこなすことができる選手。
- 自転車ロードレースでは、山岳、平地、タイムトライアルのいずれをも高いレベルでこなすことができる選手。詳細はオールラウンダー (自転車競技)参照。
- スピードスケートでは、500m、1000mの短距離種目と、1500m、3000m、5000mの中長距離種目、両方において力を発揮する選手。髙木美帆などが代表的な存在。また、世界オールラウンドスピードスケート選手権大会が開催されている。
- アルペンスキーでは、滑降・スーパー大回転の高速系種目と、大回転・回転の技術系種目、両方において力を発揮する選手。
- 体操競技では、つり輪・あん馬・鉄棒・床運動・跳馬・平行棒などの競技で、得意不得意がなく平均的に得点をとれる選手のことを指す。内村航平、冨田洋之など。
- 将棋では、居飛車・振り飛車、急戦・持久戦などの戦法を情況や対戦相手に応じて使い分ける棋士のことを指す。多くの戦法、定跡を使い分けるため研究量と柔軟性を求められる。羽生善治、佐藤康光、菅井竜也などが代表的な棋士。
- 競馬では距離や馬場状態、コースなどの得意不得意がない競走馬を指す。必然的に高い競走能力を求められる。タケシバオー、アグネスデジタルなどが代表的。