オルバ・メイヤー
オルバ・メイヤーとは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。
設定[編集]
- 声優:宝亀克寿
概要[編集]
勇者エミリアの仲間として、魔王軍とたたかった一人。エンテ・イスラの教会でも幹部クラスであり、6人しかいない大神官の1人。
魔王と共に勇者エミリアが死亡したと嘘の報告をして、天界復帰を餌にルシフェルと協力して、魔王と勇者を葬り去ろうとした。その戦略を得意げに話そうとしていたところを、魔王こと真奥貞夫に先に言われて、こき下ろされたりしている。また、剃髪していることもあって真奥にハゲと呼ばれてしまっている。結局、魔王が魔力を取り戻したこともあり、返り討ちにあってしまい、強盗犯として逮捕されることになる。サリエル曰く、勇者を襲ったのは聖剣を手土産とすることで功績をあげて、天使になることを目論んでのことらしい。
基本的に戦闘時には後方支援をすることが多かったが、一般的に訓練を積んでいても40歳前後までしか全盛期を保てないとされる聖法気を、50歳以上の年齢になりながらも全盛期と変わらずに使いこなせる、人間の中では最強クラスの実力者。作中に登場する人間の中では、道具も使わずに、自力で異世界を移動するゲートを開くことのできる唯一の人物であり、勇者や魔王には正面からの戦闘力で劣るものの、鎌月鈴乃も認める実力者。
逮捕こそされていたものの、脱獄に成功して、エンテ・イスラに帰還。魔界で悪魔を先導して魔王軍と手を組んだり、エンテ・イスラにきた遊佐とアラス・ラムスを人質で脅して監禁。恵美を勇者として祭り上げて、皇都蒼天蓋に侵攻した。しかし、計画は失敗して、再び捕まってしまうこととなる。
はたらく魔王さま! ハイスクール![編集]
スピンオフの『はたらく魔王さま! ハイスクール!』では、生徒会長となっている漆原にやる気を出させて、真奥と遊佐を排除しようとするものの、漆原が行動を起こさないため、頭を悩ませている。