猿江三月

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猿江 三月(さるえ みつき)とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。天界での名前はサリエル

設定[編集]

声優:井口祐一

概要[編集]

天界における第二世代の大天使の1人。

堕天の邪眼光(だてんのじゃがんこう)により聖法気を打ち消すことが可能で、その能力によって、ラグエルが堕天させるべきと判断した天使を堕天させることができる。女好きなため、彼一人に堕天を任せていたら、天界には女しかいなくなってしまうとルシフェルが評している。

真奥貞夫たちの働いていたマグロナルド店の向かいにできた「センタッキーフライドチキン」の店長に成りすまして、遊佐恵美の聖剣を奪おうと伺う。そのために、前述の堕天の邪眼光により、恵美の聖法気を無効化することにより誘拐に成功する。さらに、佐々木千穂までも誘拐する。千穂については、人質目的のほかに調査も兼ねて誘拐していたらしい。なお、この際に調査が終わったら千穂のことを妻に迎えるという類の発言をするなどしたため、恵美や千穂に罵倒されている。結局、誘拐の方は、千穂を助けにきた真奥が、魔力を使って戦う魔族だったこともあり、聖法気と違って無効化できずに敗北する。

戦闘後、真奥によりゲートに放り込まれた先にいた木崎真弓に一目ぼれし、「センタッキーフライドチキン」の店長として励みつつ、彼女一筋でアプローチを繰り広げるようになる。そのために、年齢分の薔薇を送ったり、木崎に会うためにマグロナルド幡ヶ谷駅前店に毎日のように通ったりするも、相手にされていない。また、千穂に手を出したと思われ、出入り禁止を言い渡されてしまい、一時期は生気がなくなってしまう。しかし、千穂の概念送受(イデアリンク)の訓練に手伝う代わりに、木崎と仲を取り戻すことに希望を見出し、訓練を指導しているうちに、木崎の出入り禁止を解かれることになり、再び生気を取り戻した。

ガブリエルとは旧知の仲で、どうでもいいような話を交わしている。ルシフェルのことは、自身が自我をもったころに堕天していたため、よく知らないらしい。

外部リンク[編集]