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エゾサンショウウオ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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エゾサンショウウオとは、サンショウウウオの一種である。

形状[編集]

体は12-20cm程で、平均14cm。体色は黒。

指の数は前足が4本で、後足が5本。

ヤゴがいる環境では尾が黒くなる。

タイプ[編集]

頭でっかち型
顎が極端にデカイ型。
幼形成熟型
ウーパールーパーのように幼体の姿で成熟する型。
道白老町の俱多楽湖のみで見られ、1932年(昭和7年)に絶滅したとされていたが、2021年(令和3年)に再発見された。

生態[編集]

北海道全域に生息する。

成体はミミズクモ昆虫などの無脊椎動物、幼生はプランクトンや腐食を食べる。

繁殖期は平地では4月上旬から5月下旬、高地帯で6月、標高1800m位では7月までである。夏から秋頃に変態して上陸し、3~4年で成熟する。

人間との関係[編集]

神威岬の一部は、「エゾサンショウウオ生息地」として枝幸町文化財に指定される。

融雪剤(CaCl2)が散布されるとエゾサンショウウオの卵の孵化率が下がり、孵化出来ても奇形になる可能性が高まる。