インフレナンバー

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インフレナンバーとは、車両が作られすぎて車両番号が極端に大きくなったり、空き番号に逆戻りしたりすることである。後者はデフレナンバーとも。

概要[編集]

私鉄の車両は国鉄に比べれば製造される数が少なく、ゆえに車両番号もそれに見合った数しか想定されていない場合が多い。そのため、車両番号の限界を突破してしまうと車両番号がインフレしてしまい、車両番号が非常に大きくなったりする。

また、国鉄でも他の車両と重複しそうになった場合はインフレする場合がある。

一覧[編集]

  • 東武8000系電車(81100F〜81120F)
  • 東急8500系電車(デハ0700〜デハ0718、デハ0800〜デハ0818) - 番号が99番目までしか想定されていないため、100番目からは一気にデフレしデハ0700・デハ0800となった。
  • 東急8090系電車 - 上記と同様の理由により、8099・8199・8299・8399・8499の次はそれぞれ8080・8180・8280・8390・8490になった。
  • 東急5050系電車4000番台
  • 京王9000系電車(9730F) - 京王の法則的に第50編成を名乗ることができなかったため、空き番である第30編成にデフレした。
  • 近鉄2410系電車(2410F/W10編成)
  • 国鉄103系電車モハ102形 - モハ102-899の次はモハ102-900となりそうだが、900番台は試作車が使っていて、1000番台も使われていたため、重複を避けるためにモハ102-899の次はモハ102-2001となった。
  • 国鉄103系電車クハ103形 - クハ103-499の次はクハ103-500となりそうだが、500番台と600番台はすでに使われていたため、クハ103-499の次はクハ103-701となった。
  • JR九州キハ47形気動車3500・4500番台 - 8500・9500番台の次なので10500・11500番台になりそうだが、10000番台に突入することを防ぐためか3500・4500番台にデフレした。