アンモニア
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アンモニア
| 化学式 | NH3 |
| 密度 | 0.6942 |
| 溶解度g/100g-H2O | 89.9 |
| 融点℃ | -77.73 |
| 沸点℃ | -33.34 |
| NFPA704 |
|
| CAS | 7664-41-7 |
| 職場のあんぜんサイト | データシート |
| 毒劇法 | 劇物 |
アンモニアとは、窒素と水素の化合物であり、化学式は「NH3」。有機物の一種である。炭素を含まないため無機物に分類されがちだが、「人類が最初に合成に成功した有機物」として知られており、ハーバー・ボッシュ法によるアンモニアの合成は窒素肥料の生産を通じて農業に革命をもたらしたと云われる。
概要[編集]
無色の気体である。独特の刺激臭を持つ。また、水に良く溶けてアンモニア水となり、高濃度のものが目に入ると視力を失う危険性がある。この為、劇物に指定されている。
- 化学式 - NH3
- モル質量 - 17.031 g/mol
- 融点 - 氷点下77.73 °C
- 沸点 - 氷点下33.34 °C
- IUPAC名 - Azane
用法[編集]
硫酸との塩である硫酸アンモニウムは化学肥料として生産されている。
近年では、燃やしても二酸化炭素が発生しないとして石油系燃料に代わる新燃料としても注目されているが、実用化の目処は立っていない。
劇物として[編集]
毒物及び劇物取締法により濃度10%以上のアンモニア水は劇物に指定されている。取り扱いに注意しよう。