アマミノクロウサギ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
アマミノクロウサギ
分類
動物界
脊索動物門
哺乳綱
兎形目
ウサギ科
アマミノクロウサギ属
アマミノクロウサギ
名称
学名Pentalagus furnessi
和名アマミノクロウサギ (奄美之黒兎・奄美野黒兎)
英名Amami Rabbit
保全状況

アマミノクロウサギとは、奄美諸島に生息するウサギの一種。

形状[編集]

頭胴長41~51cm、体重は1,300~2,700g。

名前の通り体が黒い。

生態[編集]

奄美大島池野島に分布する。

寿命は飼育下で15年。年中繁殖する。

名称[編集]

属名の‘‘Pentalagus’’は、「歯が5つあるウサギ」の意味。これは上顎臼歯が左右5本ずつあるのに由来しているが、実は普通のアマミノクロは上顎臼歯が左右5本であり、種の基準となった標本が奇形で左右5本であるのが標準と誤解され、この名が付いた。

種小名は、‘‘furnessi’’で、W. H. Furnessへの献名である。