ですわ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
X mark.png
It’s JOKE!
この記事は全力で不真面目に書かれていますわ。
寛容な心でお読み下さいですわ。

ですわ は、お嬢様言葉の一種ですわ。主に文末で使用しますわ。

概要ですわ[編集]

丁寧語の「です」に女性語の「わ」を組み合わせた語尾ですわ。主にフィクションで高貴なお嬢様がお使い遊ばしますの。

現実世界ではほとんど使われることはありませんわ。

歴史ですわ[編集]

明治時代に小説のなかで多用された「女学生ことば」が由来ですわ。明治時代の義務教育(尋常小学校)の就学率は8割程度と世界的に見ても高かったですわ。けれど、中学まで進学する人はほんの一握りの裕福な層に限られていましたわ。だから、女学校に通う生徒は憧れの対象として、小説のなかで美化されて語られる傾向にありましたわ。その際の大きな特徴が「~ですわ」などの「女学生ことば」でしたわ。「少女小説」と呼ばれるジャンルでよく用いられ、吉屋信子の『花物語』などが代表的ですわね。『花物語』は、ミッションスクールに通う女学生の友愛関係などを描いた短編集で、後の『マリア様がみてる』の元祖みたいな作品ですわ。

1950年代末頃から「少女小説」は廃れはじめ、「ジュニア小説」に取って代わられますわ。「ジュニア小説」は幻想の世界よりも、現実的な生活を描く傾向が強く、男女の俗っぽい恋愛事情も描かれるようになりましたわ。(まぁ、いやらしいですわね。)そのため、「~ですわ」のようなしゃべり方は、小説の世界から徐々に消えていきますわ。でも、『ガラスの仮面』(1976年~) の姫川亜弓の話し方を見れば分かる通り、媒体を変えて「お嬢様=ですわ」のイメージは確実に継承されていきましたわ。

1965年に創刊されたジュニア小説のレーベル「集英社コバルト・ブックス」は、1990年に現在の「コバルト文庫」に改名されましたわ。現代ではライトノベルと称されるレーベルですわね。1998年から今野緒雪の『マリア様がみてる』が刊行され、昔時の『花物語』のような、伝統的「お嬢様女学生=ですわ」の図式が大復活いたしましたわ。

つまり、ざっくり言うと、明治時代の少女小説 → 戦前・戦後にかけてのジュニア小説(ですわ下火) → 漫画などの他媒体 → ジュニア小説を源流にもつライトノベル、という流れで、「ですわ」は継承されていったのですわ~~~!!! [1]

使っているキャラ一覧ですわ[編集]

脚注ですわ[編集]

関連項目ですわ[編集]

執筆の途中ですわ この項目「ですわ」は、まだ書きかけですわ。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めていますわ!