ししまいガール

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ししまいガール』(Shishimai girl)は、さとう柏花による日本漫画作品

概要[編集]

月刊モーニングtwo』2015年9月号より連載されている漫画作品。2016年3月24日配信開始の「週刊Dモーニング」17号に、月刊「モーニング・ツー」の連載作品によるモーツー「総集編」シリーズの第15弾として、【とじこみ別冊 『ししまいガール』特集】がついている[1]

単行本第1巻は2016年3月23日に発売され、電子書籍版も同時に配信がスタート[2]

ストーリー[編集]

相田康介は、職場の大宮景のことが気になっていた。しかし、大宮は獅子舞好きという変わった趣味をもっており、相田のことを獅子舞好きと勘違いするのだった。相田はそのことを気づきながらも大宮の嬉しそうな顔を見てついつい獅子舞好きを演じてしまう。獅子舞好きと嘘をついている相田は、罪悪感を覚えつつも獅子舞のことを勉強していって、大宮とのつながりを保とうとする。そして、大宮と初めての獅子舞を見に行ったところ、獅子舞をするのが以前に図書館で出会った辻雛子で焦ってしまう。しかし、雛子は相田と初めて会ったように接してくれて大宮にも怪しまれることもなく獅子舞を鑑賞して楽しむ。だが、事情を知らない辻巌が大宮の前で相田が初めて獅子舞を見たということを言ってしまう。

登場人物[編集]

詳しくは各キャラクターページも参照。

主要人物[編集]

相田 康介(あいだ こうすけ)
本作の主人公。(株)太陽ソフトウェアに勤めているSE。
遠咲市という架空の市役所の会計システム入れ替え作業のために派遣され、そこで働いている大宮のことが気になっていた。任期の一年が終わり、慰労会の飲み会で大宮に獅子舞好きだと勘違いされる。そこで、獅子舞を見せようとした大宮に家に招かれる。そこで、壊れた獅子舞を直したことからさらに誤解が広がって、獅子舞好きを演じてしまうのだった。
大宮と話すようになって、獅子舞を一緒に見に行く約束をする。そして、獅子舞好きを演じるために獅子舞について調べる。そして、郷土芸能保存会と話をして大宮と一緒に獅子舞を見学することとなる
大宮 景(おおみや けい)
本作のヒロイン。遠咲市の市役所の市民課で働く女性。獅子舞が大好きだが、昔引かれたことがあるために周囲の反応が気になってそのことを隠している。獅子舞を好きになったのは、子供のころに祖母の家で正月に獅子舞が舞っているのを見たことがきっかけ。
相田のことを同じ獅子舞好きだと勘違いする。そして、家に招いて自分の獅子舞を見せる。そして、一緒に獅子舞を見に行くという約束をするのだった。そして、郷土芸能保存会で相田と一緒に雛子の獅子舞を見ることとなった。

その他[編集]

辻 雛子(つじ ひなこ)
巌の娘。クール。大宮が感心するほど、獅子舞を華麗に舞う。
鈴木(すずき)
相田の同僚の男性。相田に獅子舞のことが好きな大宮について相談を受けている。
中島(なかじま)
遠咲市の市役所で働いている女性。
辻 巌(つじ いわお)
深美(ふかみ)郷土芸能保存会代表。相田が頼んで大宮と獅子舞見学をするのを許可してもらう。
図書館司書
相田が獅子舞のことを調べようと行った図書館のおばあさん。相田の獅子舞調べにアドバイスをして、近くで獅子舞をしている深美郷土芸能保存会の問い合わせ先を教える。
島田(しまだ)
介護施設「あたたか苑」にいるお年寄り。

単行本[編集]

モーニングKC講談社)より発行。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2016年3月23日(2016年3月23日発売) ISBN 978-4-06-388581-1
  • 第1話 獅子との遭遇
  • 第2話 獅子の向こう側
  • 第3話 獅子問答
  • 第4話 獅子知り初めし頃に
  • 第5話 こころ獅子まみれ
  • 第6話 獅子と真実

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]