Wikiエンジン

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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Wikiエンジンとは、「入力されたテキスト(コード)」をサニタイザで処理したのちにHTMLのコードに変換するソフトウェアをいう。

概要[編集]

たとえば日本語向けの「Wikiエンジンに空白文字が入ってきたらどうするか?」というときに、「<p>タグで囲ってないから無視しちゃえ」というのはあまり嬉しくない。なぜなら「ひらがな書き」された部分と「ひらがな書き」された部分の間に文節の区切りが来たときに、明示的に半角スペースをいれる人もいれば、和欧混植のテキストの中の半角文字列の前後に半角スペースを入れる人もいるからだ。「というのはあまり嬉しくない」が「というのは あまり嬉しくない」と表示されないと気持が悪い、という人もいる。「ふたえにまげてくびにかけるじゅず」は、「二重に曲げ、手首に掛ける数珠」(=「ふたえにまげ てくびにかけるじゅず」)か「二重に曲げて、頸に掛ける数珠」(「ふたえにまげて くびにかけるじゅず」)は区別したいところである。
ところが一般的なWikiエンジンはサニタイザと一体化されているため、Wiki の利用者(編集者)にいちいち「サニタイザを通したテキストを入力しろ」と強制するのもWikiの基本精神に反する。
「日本人の編集者は作文が苦手だから、そんなところまでは配慮する必要はない」という態度もあるだろうが、「それってどうよ?」という意見もあっていい。
とはいえ欧文に対応することに対しては欧米の Wikiエンジンが長けており、ハイフネーションの処理やスペルチェック機能などは WordStar の時代に確立している。「和欧混植のテキスト」に対応したWikiエンジンがあるとよいと思う。
少なくともルビには対応したいところだ。「入れない」は「いれない」か「はいれない」かの区別はしていただきたい。

脚注[編集]

関連項目[編集]