T-SQUARE
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T-SQUARE(ティー・スクエア)とは日本のポップ・インストゥルメンタル・バンドである。1976年の結成から1988年まではTHE SQUARE(ザ・スクエア)名義であった。
概要[編集]
安藤正容(1980年から2007年までは安藤まさひろ名義)が1976年に結成したバンドである。ウインドシンセサイザーやサックスなどを前面にしていることも特徴であり、リリコンやEWIの特徴ある音も印象深い。カシオペアとともに1980年代のフュージョンブームを支え、日本を代表するフュージョンバンドである(本人たちはポップ・インストゥルメンタル・バンドであるとしている)。
メンバーの変遷[編集]
全盛期のようなギター・サックス・キーボード・ベース・ドラムスの体制になったのは1978年の伊東たけしの加入からとなる。その伊東たけしも1990年に脱退、本田雅人と宮崎隆睦を経て2000年に再加入している。比較的長く在籍していたのは和泉宏隆(キーボード)と則竹裕之(ドラム)、須藤満(ベース)、そして安藤正容(ギター)であるが、すでに全員脱退している。 現在は伊東たけしと坂東慧(ドラム)のユニット制になっており、サポートメンバーを迎える形でのライブやリリースを行っている。
楽曲[編集]
フジテレビにて放映されていたF1グランプリのテーマ曲である「TRUTH」など、印象に残る楽曲を多くリリースしている。また、BGMとして利用されるケースも多く、T-SQUAREと知らずに聞いていることも珍しくない。
いくつかの楽曲が吹奏楽用として編曲されており、前述のTRUTHのほか、宝島やオーメンズ・オブ・ラブなどは吹奏楽の定番として演奏されることもある。一方でT-SQUAREの楽曲であると知らない世代も多く、原曲を聴いたことのない、というケースもあるという。