Slay the Spire
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『Slay the Spire』は、Steam や Nintendo Switch で遊ぶことができる、デッキ構築+ローグライクゲームである。2020年代の「ローグライクゲーム界隈(特にインディーズゲーム界隈)」に大きな影響を与えた一作である。
元ネタ集[編集]
攻略情報とかはこちらのWiki(別サイト)が余りにも充実していて、もう勝ち目がないので、このページでは元ネタ集でもボチボチ書いていくことにする。
- アイアンクラッドの刀の構え方
- 格闘ゲーム『BLAZBLUE』のキャラクター・ハクメンを元にしていると思われる(参考)。
- ウォッチャーのキーワード能力「占術」
- 『マジック・ザ・ギャザリング』のキーワード能力「占術」が元ネタ?
- ただし『Slay the Spire』とは違って「山札から何枚かのカードを見て、一部をトップに置いたままにし、一部をボトムに戻せる」という能力である。
- 2層ボス「チャンプ」の台詞「そんなものが武器だって!?」
- おそらく『ハースストーン』のダークアイアンのドワーフの台詞「ヘッ!あんな物が武器だって!?」が元ネタ。
スレスパ検定[編集]
スレスパ検定とは、『Slay the Spire』にまつわるジョークの一種。
実況プレイの配信などで、ゲームの細かすぎる仕様が話題に上がったとき「これはスレスパ検定1級レベルの知識だな」などとコメントされる。もちろん、実際にはそんな検定はない。
本来は散発的に話題に上がる”ネタ”に過ぎなかったのだが、2023年7月からは実際にYouTuberの「しもる」がコミュニティ機能を使って毎日出題している(→リンク)。
問題例[編集]
- Q. ターン終了時、「状態異常によるダメージ」と「オリハルコンの防御」はどちらが先に処理される?
- A. オリハルコンの防御
- Q. レリック「ネクロノミコン」を獲得して「死霊の呪い」カードを得たあと、ヌロスのイベントでネクロノミコンを手放すと、「死霊の呪い」はどのように動作するか?
- A. ヌロスにネクロノミコンを食わせると、「死霊の呪い」カードも消える。ちなみに、「呪われた鍵」はヌロスに食わせても、呪いカードは消えない。
- Q. チャンプやタイムイーターは「ちょうど」半分体力を削ったとき、第二形態に移行する?
- A. 書きかけ
- Q. レリック「祈りのルーレット」の効果は、イベントで発生した戦闘にも適用される?
- A. 書きかけ
- Q. ポーション「蒸留した混沌」を使って山札から3枚プレイするとき、1枚目や2枚目が「ヘッドバット」だった場合、3枚目に引いたカードを戻すことができるか?
- A. 書きかけ
- Q. 「スクレイプ」で「デウス・エクス・マキナ」を引いた場合、捨て札に送られるか、それとも発動するか?
- A. 書きかけ
- Q. レリック「祈りのルーレット」を持っている時は、イベントで発生した戦闘(例:コロシアム)でも、2組のカードを見ることができるか?
- A. 書きかけ
主な配信者[編集]
- 海外
- Lifecoach : Twitch 配信者。最近は配信頻度がごくまれになっているが、一時期は世界で一番『Slay the Spire』が上手いといって過言ではなかった。
- Jorbs : こちらも強豪。2022年9月には一ヶ月にわたって配信を行い、最高ランクの A20H で勝率80%(48勝12敗)という驚異的な記録を叩き出している(参考)。
- バーロー
- ゼクナー
- 日本
- しもる : 日本人では一番上手いと思われる。
- 白鳥アオイ
- SO3うま夫 : 別名「あらい」。
- ミミガーゲーム実況 : 配信ではなく録画勢。心臓戦のみの5分程度の動画をよくアップしており、勝ち筋(最終的にどんなデッキを作ればよいかというゴール)を学ぶのに最適である。
ちなみに、個人VTuberの兎鞠まりは初見プレイで3層ボスクリアに成功している。
フォロワーゲーム[編集]
『Slay the Spire』の影響力は大きく、本作からインスパイアを受けたと思しき似通ったシステムの作品も多い。
- アルファベット順 → 五十音順
- 評価 … Steam・Google Play の評価や、ネット上の口コミなどを元に総合的に判断。
作品名 | ひとこと | 評価 |
---|---|---|
3 minute heroes (Steamリンク) |
デッキ構築+タワーディフェンス。似た傾向としては『Castle Cardians』『Ratropolis』など。 | 普通 |
Across the Obelisk (Steamリンク) |
1人〜最大4人で協力プレイできるRPG。4人のキャラクターでパーティーを組んで戦うのが特徴的。『Darkest Dungeon』に似ているといえば分かる人には分かるだろう。周回プレイでキャラクターを強くして攻略するのが基本(つまり「ローグライク」ではなく「ローグライト」)。 | 普通 |
Alina of the Arena (Steamリンク) |
ボードゲーム要素が組み合わさっている。似た傾向としては『Fights in Tight Spaces』『Lost In Fantaland』『Trials of Fire』など。 | 普通 |
ANTHEM#9 | ? | |
Blood Card (Steamリンク) |
「山札が尽きると死ぬ」というユニークなシステム。バランス調整が大味。 | 微妙 |
Castle Cardians (Steamリンク) |
リアルタイムなタワーディフェンス要素が加わっている。似た傾向としては『3 minute heroes』『Ratropolis』など。日本語未対応。 | 普通 |
CD 2: Trap Master (Steamリンク) |
タワーディフェンスゲーム。Steamのゲーム紹介文にて『Slay the Spire』にインスパイアを受けたことが語られている。 | 普通 |
Dicey Dungeons (Steamリンク) |
「カード」ではなく「サイコロ」を用いて戦う。影響を受けつつも、かなり別物。 | 良い |
Die in the Dungeon (Steamrリンク) |
2024年発売予定。現在は体験版の「Origin」が公開中。 サイコロを盤面に配置して戦闘する。『Slay the Spire』『Dicey Dungeons』『Dungeons of Aether』『Backpack Hero』などを掛け合わせたようなゲーム性。 |
普通 |
Dungeon Maker | ? | |
Dungeon Drafters (Steamリンク) |
『不思議のダンジョン』系のタクティクスRPG+『STS』的なデッキ構築ゲー。 | 普通 |
Endless Voyage | ? | |
Fights in Tight Spaces (Steamリンク) |
ボードゲーム要素が組み合わさっている。「3D見下ろし型」のSTS系作品は、なかなか珍しい。...が、3Dゆえに位置関係が把握しづらい、という問題点もあり。似た傾向としては『Alina of the Arena』『Lost In Fantaland』『Trials of Fire』など。 | 普通 |
Griftlands (Steamリンク) |
物語要素つよめ。一周のプレイ長め(従って、ローグライク要素は少なめ) | 普通 |
Inkulinati (Steamリンク) |
中世の写本をモチーフにした印象的なビジュアル。 大枠はSTSと似ているが「マップ外に敵を押し出すと一発で倒せる押し相撲的なゲーム性」「同じユニットを何度も使いにくくする"退屈"というステータス」によって、一味違ったゲーム性を作り上げることに成功している。 |
良い |
Inscryption (Steamリンク) |
似てると紹介されることもあるが、よくも悪くも別物。「STSらしさ」を期待しなければ良作と言われている。 | 良い |
Lost In Fantaland (Steamリンク) |
2Dボードゲーム+デッキ構築。似た傾向としては『Alina of the Arena』『Fights in Tight Spaces』『Trials of Fire』など。 | 普通 |
Monster Train (Steamリンク) |
良い | |
NEOVERSE | 普通 | |
One step from eden (Steamリンク) |
スレスパフォロワーと紹介されることも多いが、アクション要素が大きくもはや別物。画面デザインは『ロックマンエグゼ』に似ているが、実際のプレイ感は『エグゼ』ともだいぶ異なる。 | 良い |
OverDuengeon | ? | |
Pirates Outlaws (Google Playリンク) |
スマホ向け | ? |
Ratropolis (Steamリンク) |
デッキ構築+タワーディフェンス。似た傾向としては『3 minute heroes』『Castle Cardians』など。 | 普通 |
Roguebook (Steamリンク) |
一周のプレイ長め(ローグライク要素少なめ) | 良い |
Sigil of the Magi (Steamリンク) |
まだ開発段階。今後に期待したい。 | 微妙 |
Slice & Dice (Google Playリンク) |
スマホ向けゲーム。『STS』にインスパイアされたことを公言している。 | 普通 |
Star★Vaders (Steamリンク) |
2024年リリース予定 | ? |
Tamer Vale (Steamリンク) |
セクシーなエルフが登場するR18ゲーム。キャラゲーとしては高評価。デッキ構築ゲーとしては辛い評価の声もあるが、2023年秋にリリースされたばかりのゲームでありアップデートに期待の余地がある。 | 普通 |
Trials of Fire (Steamリンク) |
ボードゲーム要素が組み合わさっている。完成度は高いが、日本語版がないのが欠点。似た傾向としては『Alina of the Arena』『Fights in Tight Spaces』『Lost In Fantaland』など。 | 普通 |
Vault of the Void (Steamリンク) |
STSフォロワー作品のなかでは最も正統派、かつ、本格的。『STS』よりもさらに複雑なシステムを搭載している点で、好みが分かれる。 | 良い |
インディーズの噓 (Steamリンク) |
微妙 | |
霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG (Steamリンク) |
2024年にアクワイアが発売したゲーム。SRPG+デッキ構築。Steamでの評価は「やや不評」、Amazonでの評価は★2.5と、残念なクオリティである。 | 微妙 |
幸運の大家様 (Steamリンク) |
デッキ構築ならぬ、スロット構築を行っていくスロットゲーム。『Slay the Spire』の戦闘パートを全て自動化して、ピックに特化したような作品、とよく評される。スレスパファンの間でかなり話題となった。 | 良い |
ダンジョンテイルズ (Google Playリンク) |
スマホ向け | ? |
連れてって、ダンジョンへ!! (Steamリンク) |
R18要素あり。 「手札が最大10枚しかなく、捨札→山札にリシャッフルするためにはカードを一枚廃棄する必要があり、廃棄カードは休憩所に行くかボスを倒すまで回収できない」という独特のシステムが採用されている。 |
良い |
デビラビローグ (Steamリンク) |
キャラゲーとしては高評価。システム・UIに難あり。 | 普通 |
東方光耀夜 〜 Lost Branch of Legend (Steamリンク) |
東方Projectの二次創作。プレイ画面のスクショだけ見ると横スクロールSTGのようだが、内容はSTS系デッキ構築ゲー。まだβ版であるが、評価する声は多い。マナ(コスト)の色属性が複数あり、組み合わせて使うシステムが特徴的。 | 良い |
満月の夜~Night of Full Moon (公式サイト) |
スマホ向け。本家『STS』よりはシンプルなゲーム性。 | 良い |
森久城物語 (Steamリンク) |
本家『STS』と差別化しきれておらず、下位互換との印象が強い。 | 微妙 |
勇者よ急げ!Brave's Rage (Steamリンク) |
リアルタイムのバトルシステムが組み合わさっている。 | 良い |
ワイルドフロスト (Steamリンク) |
数あるSTSライク作品のなかでも難易度はかなり高い。仲間を呼べるシステムが特徴的であり、一見STSフォロワーのように見えて、本質的には『マジック・ザ・ギャザリング』のようなゲームと捉えたほうがよいのではないか、という意見もある。 | 普通 |
なお、『Slay the Spire』自身も『ドミニオン』や『FTL』といった過去の名作からインスパイアを受けている(参考記事)。結局、面白いゲームというのは、過去の名作からのインスパイアの連鎖なのである。
外部リンク[編集]
- Steamリンク
- My Nintendo Store
- Slay the Spire攻略 Wiki* : 攻略情報とかは、こっちを見たらいいと思うよ。
- SpireStars beta : 統計サイト。自分の run データをアップして勝率を確認したり、レリックやカードごとの勝率を調べたりできる。
- Discordチャンネル : スレスパファンが集うチャンネル。