Perl

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Perl(パール)は、プログラミング言語の一つ。

概要[編集]

手続き型のスクリプト言語。最初のバージョンが登場したのが1987年と、それなりに歴史のある言語である。

UNIX系のOSには標準搭載されていることが多く、UNIX系サーバーを使うことが多かったインターネット黎明期(1990年代後半〜2000年代初頭)には、Webアプリケーション[1]を作る場合にCGIとPerlの組合せを使うのがデファクトスタンダードとなっていた。
Perlは言語としては歴史が古いこともあって前時代的であまり扱いやすいとは言えないためか、2000年代中盤頃からは、より使いやすいPHPRubyPython[2]などに置き換えられていった。

長らくPerlバージョン5が使われ続けたが、2015年にようやくPerl 6(パールシックス)が登場。しかし、互換性の低さからPerl 6はRaku ()という別の言語になった[3]

脚注[編集]

  1. 当時はおそらくそのような呼び方はなかった。
  2. 日本ではRubyの人気が高いが、世界的にはPythonのほうが主流。
  3. 2019年10月に正式発表。