Python

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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Python(パイソン)とは、プログラミング言語の一つ。廃村とは似て非なる。

概要[編集]

人工知能の分野で用いられている事で知られているが、YouTubeのようなWebアプリケーションも作れる。

IoTの分野でも利用される事が増えてきている。

宣言部が必須でないプログラムコードを記述できるスクリプト言語であり、ブロックをインデントで表現するためインデントが強制されていたり、コーディング規約が標準で提示されているなど、簡潔で非属人的なコードを書くのに適した言語スタイルを持っている。
これらの特性を持たない他の言語と比べると、簡潔に記述できて可読性に優れており、また、初心者と上級者の書くコードに差が出にくいので、プログラミング初心者に向いていると言われている。

対話環境(REPL)を標準装備しており、Pythonコードをファイルに記載して実行しなくても、コマンドラインから直接コードを入力してコードの評価結果を確認することができる。
標準ではないが、Jupyter Notebook(ジュパイターまたはジュピター ノートブック)というツールを使うと、豊富な機能を持つ対話的実行環境をWebブラウザーなどを介して利用できる。

近年では国家資格、基本情報技術者試験の選択問題にも追加された。

Python2系とPython3系の互換性[編集]

2008年に、Python2系との互換性を持たない[1]Python3がリリースされた。

これは、2000年から蓄積されてきたライブラリーなどのPython2系の資源がそのまま利用できないということでもある。バージョン移行ツールは提供されたものの、あらゆるコードを完全に変換できるものではないので、Python3リリース後も長らくPython2系は併用され続けた。2020年1月にPython2系のサポートが終了となるので、併存期間はようやく終わりを迎える見込みである。[2]

脚注[編集]

  1. 同じ言語と言える程度の類似点はあるが、Python2のコードがほとんどの場合そのまま実行できない。
  2. 【Python】2系がサポート終了!3系への移行が必要です!| ワークハックビュー”. 2019年12月13日確認。

関連項目[編集]