METAL銃II
ジャンル | 対戦型格闘ゲーム 「1on1シューティング対戦ゲーム」 |
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対応機種 | Microsoft Windows(95/98) |
開発元 | ダン(岩本三四郎) |
人数 | 1人(2人対戦モードあり) |
メディア | ダウンロードゲーム |
発売日 | 2000年10月2日(配信開始日) |
最新版 | 1.0/ 2000年9月30日 |
エンジン | 2D格闘ツクール95 |
その他 | フリーウェア |
『METAL銃II』(メタルガンツー)は、2000年10月2日に公開された2D格闘ツクール95製の対戦型格闘ゲーム。
内容[編集]
「攻めを重視した対戦格闘ゲーム」とされ[1]、名称の通り銃の概念を取り入れた対戦ゲームとなっており[2]、「1on1シューティング対戦ゲーム」と称されている。
操作キャラクターは、攻撃力が一番低い「サブウェポン」以外の攻撃を行う際にゲージを消費する。攻撃の種類としては「メインウェポン」のほか、ゲージを1本分消費する「ブーストショット」やより多くのゲージを消費する「パーソナルウェポン」、そしてすべてのゲージを必要とする「ファイナルウェポン」が存在する。このゲージはリロードを行うことによって回復できる。
ストーリーは、前作『METAL銃』(2000年5月公開)のストーリーに相当する大会に参加した戦士が、死の商人「TAKEYA軍」に財産を狙われた「ジェネーム財閥」の作戦に加わるというものである。
制作背景と評価[編集]
作者であるサークル「裂斬」のダンは、アクションゲーム・シューティングゲーム・格闘ゲームのすべての要素を取り入れた「新感覚ゲーム」をコンセプトに制作したと述べている。また開発の際に苦労した点として、キャラクターごとの強さのバランス調整をあげている[1]。
Vectorの「ソフトニュース」では、「アーケードゲームにもひけをとらない、非常によくできた格闘ゲーム」と評価されており、「とりわけキャラデザインはすばらしい」「武器のデザイン、BGM、特殊効果なども抜群」と評されている。一方「ストーリーモードでのコンピュータの攻撃パターンが少し単調に感じられる」との指摘もあった[1]。また窓の杜のレビュー記事では、「操作方法がシンプルなうえ、“ゲージ”を採用したことで必殺技を乱射できないため、格闘ゲーム初心者でも安心してプレイできる」と評されている[2]。
なお前作にあたる『METAL銃』は、ふりーむが主催した「FREE GAME AWARDS 2002」において「銃等を使用したスピーディーな対戦格闘ゲーム」としてノミネートされている[3]。
キャラクター[編集]
- 小間駒子(こま こまこ)
- オリジナルウェポンの開発を趣味とし、元軍人である父親の影響もあり軍隊に入ったという少女。前作『METAL銃』に引き続き登場。
- ジン・ジヨヨ(Jin jiyoyo)
- 「輝かしい戦績」を持つ某国の少佐であり、大砲に乗った部下とともに戦う。前作『METAL銃』に引き続き登場。
- THE忍(The Shinobi)
- 「機械忍者軍団」のボス。前作『METAL銃』に引き続き登場。
- Mr.X-FILE
- 「すべてが謎」のキャラクター。前作『METAL銃』に引き続き登場。
- デッドロボ(Deed Robo)
- 「激」シリーズ(1999年)の登場人物である名古屋零によって開発された「戦闘及び格闘家養成」マシーン。前作『METAL銃』に引き続き登場。
- キャプテンコウジ(Chaptain Kouji)
- 火炎放射器を武器とするキャラクター。
- Gモーガン(G.Mogan)
- 伝説の殺し屋。
- 麦(むぎ)
- ペットである犬のケントとともに戦う少女。
- ぽにぃ(Pony)
- 魔法少女。ジャンプができない代わりに宙に浮いて戦う。
- ジェネーム(Jename)
- 財閥を率いる資産家のサイキッカー。前作『METAL銃』のボスキャラクター。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ a b c ベクターソフトニュース - METAL銃II Vector 2000年10月18日
- ↑ a b 【年末ゲーム】大掃除も年越しそばもおいといてゲーム!! ゲーム!! 窓の杜 2000年12月21日
- ↑ FREE GAME AWARDS 2002 ふりーむ