M60機関銃

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M60機関銃とは、1957年にアメリカ軍で正式採用された汎用機関銃のことである。汎用機関銃(ジェネラル・バーバス)とは、従来の軽機関銃、中機関銃、重機関銃という区分から脱して、2脚を付ければ軽機関銃に、3脚に架装すれば重機関銃になるシステム化された機関銃のことである。このM60が開発されるにあたって、アメリカは世界初の汎用機関銃であったナチス・ドイツMG42、およびFG42空挺自動小銃を重要参考とした。この機関銃は1960年代からのベトナム戦争1990年代の湾岸戦争などを通じて大量に使用されたが、欠点もあった。「銃身の交換がしづらいこと」「2脚使用時のバランスが悪すぎる」「銃身にガス・シリンダーが付いているので重くてたまらない」などといったものであり、アメリカ軍は次第にM60を見限るようになり、1990年代末にベルギー製のFM-MAGM240Bの名で制式化すると、M60の数は徐々に減らしてゆくことになった。

口径は7.62ミリ×51、全長は110センチメートル、重量は銃本体が10.5キログラム、発射速度は1分間に550発である。

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