JR西日本広島支社の接近メロディー

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本項、JR西日本広島支社の接近メロディー(JRにしにほんひろしまししゃのせっきんメロディー)では、西日本旅客鉄道(JR西日本)の広島支社における接近メロディーについて概説する。

標準メロディー[編集]

支社内で最も使用数が多い標準メロディーは、広島駅で2,7番乗り場で使用されているメロデイー(下り線で使用)と、4,9番乗り場で使用されているメロディー(上り線で使用)である。山陽本線可部線呉線のほとんどの駅がこの2つを上り、下りで使用している。この2つのメロディー(特に下りのもにの)は同支社を象徴するメロディーとして知られており、鉄ヲタたちにより「想像を超える 末期色の世界 それが國鐵廣島 クオリティ♪」という歌詞がつけられている。以下に使用駅を示す。

  • 山陽本線:本郷~安芸中野の西条を除く各駅、広島の2,7番(下り),4,9番(上り)、廿日市~大竹までの宮島口を除く各駅、由宇~四辻までの各駅(ただし徳山3番乗り場、防府は除く)、嘉川~長府までの各駅のうち厚狭を除く各駅。
  • 可部線:横川を除いた各駅。ただし、下祗園駅は諸説あり(若干音の高さが違うようにも思われるが、放送機器の問題とされる)。
  • 呉線:海田市、呉、須波を除く各駅

後述する詳細型放送駅はかつてこのメロディをしようしていた駅が多い。また、過去には山陰本線梶栗郷台地駅でも使用された。

この放送を使用する駅は、広島駅を除き以下の放送が行われる。

「(JR西日本標準チャイム♪)まもなく、列車がまいります、危ないですから黄色い点字ブロックまでお下がりください(接近メロディー♪)」

放送は上りは男性、下りは女性の声である。長府駅など、2度繰り返すパターンの駅もあった。

詳細型及び標準派生[編集]

標準メロディー使用駅は、前述の通り簡易な放送をする駅であるが、支社内には「詳細型」とよばれる詳細な放送を使用する駅も存在する。これらの駅は、標準メロディーをアレンジしたメロディーが使用されるのが一般的である。ただし、2021年12月に西広島駅の詳細型放送導入で、新たなメロディーの使用が開始された。これにより、アレンジ版を使用していた駅の多くが、新たなメロディーに変更されてしまった。

詳細型駅のうち

  • 標準のアレンジ版を使用している駅は、厚狭、新山口、向洋、海田市、西条である。
  • 新メロディーを使用しているのは、新下関、岩国、宮島口、五日市~新白島の各駅、天神川である。西広島を除けば、かつては標準のアレンジ版を使用していた。
  • ご当地メロディーとして三原は「かもめの水兵さん」を使用している。同駅もかつては標準のアレンジ版を使用していた。

そのほか、標準の派生は和木で使われている。和木は詳細型駅で使われているアレンジとは別の高音かつメロディの速いものを使用している(梶栗郷台地もこれを使用していたとする説がある)。また、他のアレンジバージョンも存在し、これはかつて富海や福川、前空(下りのみ)で使用されていたが現在、使用駅はない。

芸備・福塩線[編集]

芸備線や福塩線の広島を除く各駅ではオルゴールのようなメロディが使用されている。このうち、矢賀、安芸矢口、下深川は高音バージョンを使用している。

山口線[編集]

山陰線[編集]

下関近郊[編集]

ご当地など[編集]