血液型
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血液型 (けつえきがた、英:blood type) とは、血球の表面または内部にある血液型物質(抗原)の有無によって分類された血液の形である。血液凝集反応によって、その種類を分類する。「ヒトの血清学的体質」、「血液の個人性」、「個人を血清学的に識別する方法」ともいえる。
分類方法[編集]
血液型は、場面によって次のいくつかの分類の仕方がある。
ABO式[編集]
一般社会で血液型と言われたときは、一般的にこちらのことを指すことが多い。凝集素の種類によって「A型」・「B型」・「AB型」・「O型」の4種類がある。「?型」という、血液型が不明のものもある。次のような違いがある。
- A型の血液には凝集素抗Bが、B型の血液には凝集素抗Aが含まれており、この相互間での輸血はできない。
- O型の血液には凝集源が含まれていないので、緊急時に限ってO型の血液をA型・B型・AB型に輸血することができる。
- AB型の血液には凝集素が含まれていない。
ABO式血液型の割合[編集]
血液型の割合は日本ではA:O:B:AB=4:3:2:1に近い割合でA型が多い。日本の実際の割合は、A型=37%,O型=30%,B型=23%,AB型=10%である。この他、割合としては次のような感じになる。
- ヨーロッパやオセアニア、北アメリカではA型とO型が多い。
- 中東ではB型が多い。
- アジアは日本と同じような比率。
- アフリカはO型が多い。
- 中米や南アメリカはO型がかなり多く、とくにペルーやブラジルに至っては、純血の場合はO型が100%。
- AB型は多くても1割に届くかどうかぐらいなので、国際的に少ないと言える。
- 参考資料
- 日本と世界の比較 血液型の割合はどのくらい? - 大人の無料占い 恋愛と人間関係