B-58 (航空機)
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B-58とは、アメリカのコンベア社が開発した、超音速飛行が可能な戦略爆撃機。愛称はハスラー。乗員は3人。
概要[編集]
結構異色な戦略爆撃機。燃料や武装を主に機体外部に搭載し、使い切った後はポッドをパージして戦場を高速で離脱するという独特なコンセプトゆえである。
あまり活躍した話は無いが、当時敵対国だったソビエト連邦が脅威として見るには十分な性能で、防空網の整備に多額の費用を割かざるを得ない状況に追い込んだとされている。
1969年には全機が退役している。その後はICBMに役割は移された模様。
特徴[編集]
ポッドを携行する機体コンセプトゆえに長くなった足が華奢で脆弱で、離着陸時に要求される速度も速め。
戦略爆撃機としては小柄で燃料や武装の搭載量も限られ汎用性に欠け、運用し辛い事で有名になってしまった。
武装[編集]
当初から水素爆弾を搭載できるように設計されていた。
自衛用に後方に20mmバルカン砲を装備していたが、なによりその超音速飛行が可能という高速性能自体が武器になっていた。