アンチ・パイラシー・スクリーン
アンチ・パイラシー・スクリーン(英:Anti Piracy Screen , 直訳:反海賊版用画面)とは、海賊版対策のためにゲーム機に搭載されているという警告画面である。
概要[編集]
アンチ・パイラシー・スクリーンは、海賊版のゲームソフトの挿入をゲーム機が検知することで、当該ゲーム起動時に表示される警告画面である。たとえば、任天堂のゲーム、スーパードンキーコング2などでは実際に実装されており、「異常を検知したため電源を切ってから、もう一度ソフトを差しなおしてください」という旨の警告メッセージが表示される[1]。多くのゲームでは上記のような淡々としたメッセージが表示されることが多く、実装されていないゲームも多い。なぜなら、多くのゲームハードでは海賊版であることを認識した場合、ゲームを起動しないようにするシステムがあるからである。そのため、実装されているゲームではPCゲームが多い。アンチ・パイラシー・スクリーンを使用しない海賊版対策としては、ゲームに登場する敵が通常より強くなったり多くなったりするのにも関わらずゲームクリア直前でゲームを進められなくするなどの方法や、いくら待っても初期画面からゲームを進行させないなどの間接的な方法が挙げられる。
流行[編集]
2020年、Youtubeに、スーパーマリオ64のベータ版に搭載されているというアンチ・パイラシー・スクリーン[注 1]を映した動画が投稿された[1]。それからというもの、アンチ・パイラシー・スクリーンの妙な不気味さに誘発されたのか、インターネット上で流行し始めた。それに従って、個人が創作・加工したと見られるスクリーンもインターネット上に溢れた。現在Youtubeなどに掲載されているアンチ・パイラシー・スクリーンのほとんどはフィクションであり、ホラー要素強めのものも存在する[注 2]。また大体は、外国人が日本のゲームを基に作成しているため、日本語が少しおかしいものも存在する。
関連項目[編集]
- Creepypasta
- MIPS Hole Wiki - Super Mario 64の都市伝説について書かれているウィキ
- エラー
- 海賊版
- 海賊版対策
- 著作権
- 任天堂の楽しみは無限大です。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ a b https://dic.nicovideo.jp/a/anti%20piracy%20screen .ニコニコ大百科(仮) - Anti Piracy Screen.2021-07-04閲覧