334人の子どもを誘拐する

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334人の子どもを誘拐する(-にんのこどもをゆうかい-)とは、複数のおよびの問い合わせフォームに相次いだ犯行予告である。

経緯[編集]

2022年6月10日、島根県の複数の市町村に、ホームページの問い合わせフォームから「帰宅途中の幼稚園児や女子小学生を334人誘拐する」との犯行予告が届いた[1]。その後、埼玉県朝霞市に同様のメールが届いていることが発覚[2]。しかし実際に被害は出ず、犯行予告のみで終結した。

事態は一段落したと思われたが、6月24日に「ルイズ突撃隊」と名乗る人物により、全国の複数の自治体に対して「下校中の女子小学生334人を誘拐する」旨の犯行予告が行われた[3]。この犯行予告を発端に、その後1ヶ月近く犯行予告が断続的に続いた。7月には爆破や毒ガス散布を含む誘拐予告も行われている。この事件に便乗する愉快犯も現れており、各地の自治体は疲弊している。

なお2022年10月現在、この予告によるものと思われる犯行は確認されていない。

対応[編集]

犯行予告を受け、多くの自治体が見回りの強化を行うと発表[4]。また、一部自治体では集団下校も実施されている模様[5]

概要[編集]

334」の文字列はネット用語の中でも著名なもので、多くのツイッタラー2ちゃんねらーにとっては一般的なものとなっている。そのため、ネット民ならただの愉快犯であると推察出来るだろう。しかし、ネットに明るくない人が「334」という単語を言われても困惑するだけである。それがため、この犯行予告により多くの保護者から不安の声が上がった。

また、秋葉原通り魔事件など犯行予告が実際に実行に繋がった前例も有り、「愉快犯」として片付けることが困難であるということも、自治体が疲弊する原因となっている。

脚注[編集]

関連項目[編集]