1331年紀州地震(1331ねんきしゅうじしん)とは、元弘元年/元徳3年(1331年)に紀伊国で発生した地震のことである。マグニチュードは7.0。この地震により、土地が隆起したという。当時は鎌倉時代末期の戦乱期で、吾妻山では噴火も起きるなど混乱続きだった[1]。具体的には紀伊国で干潟20町が陸地となり、富士山頂が崩れたという。