1票の格差

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1票の格差(いっぴょうのかくさ)とは、国会議員1人当たりの有権者数が選挙区ごとに異なり、1票の価値に不均衡が生じていることである。この1票の格差により日本国憲法違反であるとして選挙無効を求める訴訟も発生しており、不平等が著しい場合は「違憲状態」、その状態が合理的な期間内に是正されなければ「違憲」、選挙をやり直しても公益を著しく害さないと判断されれば「無効」となる。最高裁では平成6年(1994年)の小選挙区制導入後は「合憲」判決が続いたが、平成21年(2009年)、平成24年(2012年)、平成26年(2014年)の直近3回は違憲状態とされている。公職選挙法では1審を高裁と定めている。

ちなみに、小選挙区制本家本元のイギリスでは2011年国民投票の結果、とっくの昔に廃止されている。

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