馬路まんじ
馬路 まんじ（まじ まんじ）は、日本のライトノベル作家である。
経歴[編集]
小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿している『底辺領主の勘違い英雄譚 ～平民に優しくしていたら、いつの間にか国と戦争になっていた件～』が2020年4月にオーバーラップ文庫から書籍化され、プロデビューした。
2020年7月には、『貧乏令嬢の勘違い聖女伝 ～お金のために努力していたら、王族ハーレムが出来ていました！？～』が一迅社から出版される予定である[1]。
人物[編集]
小説投稿サイト上での活躍[編集]
小説家になろうを中心に活躍している他、ノベルアップ+にも作品を投稿している。
書籍化済み、もしくは書籍化予定の小説が3作品存在する他、第1回ノベルアップ＋小説大賞二次選考通過[2]の実績を持つ。また、小説家になろう内で行われた第5回オーバーラップWEB小説大賞においても、受賞こそ逃したものの「選考段階で注目を集めた作品」として総評で取り上げられている[3]。
作風については文章やキャラクター造形の奇抜さに定評があり、『底辺領主の勘違い英雄譚 1 ～平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件～』の帯を担当した乙一は「何だなんだこれは！？」と動揺を露わにしつつも「馬路まんじ先生の作品はいつも天元突破している」「どの作品を読んでも馬路まんじ先生だと分かる」とコメントしている。[4][5]。
インタビュー等では、小説を書いている人に向けて「美少女になれば全て解決します！！！」[6]「大切なのは努力です。アイデアは全部試しましょう。勇気と希望と夢さえあれば、いつか絶対に目標に辿り着けるはずです！」[7]等のエールを送っている。
Twitter上での振る舞い[編集]
TwitterではＪカップのバーチャル美少女なろう系ママな作家を自称して、精力的に情報発信を行っている。一方で稀に男性を思わせるツイートをすることもあり、その度にフォロワーから『おっさん』と指摘され『美少女！』と返答する流れがお約束になっている[8]。
また、豚肉を半生の状態で食したり、吐瀉物を連想させるような見た目の料理の写真を度々Twitterに投稿しており、「まんじ飯」という愛称で親しまれている他、「#まんじ飯」というハッシュダグも作られている[9]。
Amazonにて『女の子の選ぶ食いたい物』という欲しい物リストを公開しており、フォロワーからはその中から贈り物をもらう事があるが、稀に仮面ライダーの変身ベルトが送られてきたり、アダルトグッズが同封されてくることもある。[10]中にはお霊供膳セットが届いたこともある。
2024年3月時点では麻雀に手を出しハマっている様子で、これでただでさえ遅い原稿の仕上がりがますます……。
まん語流行語大賞[編集]
2022年冷やしアナルはじめました
2023年びぎゅもたぁ！？[11]
主な作品[編集]
ライトノベル[編集]
- 『底辺領主の勘違い英雄譚 ～平民に優しくしていたら、いつの間にか国と戦争になっていた件～』（絵：ファルまろ、『オーバーラップ文庫』、既刊3巻）
- 『貧乏令嬢の勘違い聖女伝 ～お金のために努力していたら、王族ハーレムが出来ていました！？～』（絵：ひさまくまこ、『一迅社ノベルス』、既刊2巻）
- 『ブレイドスキル・オンライン』（絵：霜降（Laplacian）、『オーバーラップ文庫』、既刊4巻）
出典[編集]
- ↑ “発売スケジュール変更のお知らせ”. 2020年5月20日確認。
- ↑ “第1回ノベルアップ＋小説大賞”. 2020年5月20日確認。
- ↑ “第5回オーバーラップWEB小説大賞”. 2020年5月20日確認。
- ↑ “本人のTwitter”. 2020年5月20日確認。
- ↑ 馬路まんじ 『底辺領主の勘違い英雄譚 1 ～平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件～』 オーバーラップ、2020年。。
- ↑ “「底辺領主の勘違い英雄譚1 ～平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件～」/プロ作家 馬路まんじさんへのインタビュー”. 2020年5月20日確認。
- ↑ “【お便りコーナー】第80回: 馬路まんじ@底辺領主&貧乏令嬢&ブレスキ書籍化！先生 - 小説家になろうグループ公式ブログ”. 2020年5月20日確認。
- ↑ “本人のTwitter”. 2020年5月20日確認。
- ↑ “本人のTwitter”. 2020年5月20日確認。
- ↑ 馬路まんじ 『底辺領主の勘違い英雄譚 1 ～平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件～』 オーバーラップ、2020年、あとがき。。
- ↑ 上ヶ見沢の2023年12月2日のポスト