カクヨム

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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カクヨムとは、株式会社KADOKAWAはてながコラボして運営している、小説投稿サイトである。

特徴[編集]

カクヨムは、そのユーザーインターフェースに力を入れている。

作家であれば、SNSのようなリアルタイムでのレビュー、コメント、応援等の通知を受け取ることができるようになっており、読者も、フォローした作品や作者の更新通知を受け取ることができる。また、Twitterなどでリンクを表示した時には、35文字以内のPR文を含むプレビューが掲載されるようになっており、小説家になろうに見られがちな、文章をそのままタイトルにする作品の増加に対する、一定の歯止めとして働いている。

掲載作品は、PCの主流になっているメイリオではなく、明朝体で表示されるようになっており、電子書籍を読むのに近い画面で、掲載作品を読むことができる[1]。「性描写あり」「残酷描写あり」「暴力描写あり」のセルフレイティングが設定され、これを追加すれば“朝チュン”である限り主人公とヒロインのラブシーンを描くことも容認される。

コンテストの開催にも力を入れており、最大規模のコンテストであるカクヨムWeb小説コンテスト(通称「カクヨムコン」)では、長編6部門及び短編賞が設けられている他、高校生作家のみを対象としたカクヨム甲子園なども開催されている。このため、小説家になろうに比べると、異世界ファンタジー以外の作品でも書籍化の機会が多いと考えられ、ラインナップ上も、なろうで流行るような小説も一定数見られるものの、より幅広い種類の小説に触れる機会が多い。

現時点では、規模の上では小説家になろうなどに及んでいないため、今後の発展が期待されるサイトである。

関連項目[編集]

外部サイト[編集]

脚注[編集]

  1. ただし、オプションでメイリオなどのゴシック体での表示を指定することも可能となっている。