馬っ気

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馬っ気(うまっけ)とは、牡馬の発情を意味する俗語である。

概要[編集]

牡馬が性器を勃起させている状態。その状態を馬っ気を出すと表現する。
興奮して集中力を欠いていると考えられ、競走馬において馬っ気を出した馬の馬券は買わないことが推奨される。

しかし馬っ気を出した馬が皆性的に興奮している訳では無い。自身の強さを周囲の馬にアピールするために勃起させる事があり、強さのアピール目的で馬っ気を出した馬はレースでも十分な結果を残せる。しかし今目の前で馬っ気を出している馬がどちらの意味で勃起しているかは分からないため、馬っ気を出した馬の馬券は買わないのが良い。

なお去勢した騸馬でも馬っ気は出す。

馬っ気を出した著名な馬[編集]

  • シンボリルドルフ - 頻繁に馬っ気を出すためペニスリングで矯正を試みた。最晩年まで下半身の皇帝は威厳を保っていたという。
  • ピルサドスキー - 1997年のジャパンカップのパドックで堂々と馬っ気を出し、それがテレビで生中継される。レースでは恐るべき切れ脚を繰り出して差し切り優勝。
  • ホットシークレット - 牝馬が居ない環境でも馬っ気を出すため、去勢されて騸馬になる。生涯で3億9千万円以上の賞金を稼いだ。
  • ゼンノエルシド - デビュー戦で馬っ気を出して勝利。以来パドックに「男を魅せろ!ゼンノエルシド」と書かれた横断幕が掲げられるように。名手岡部幸雄も一目置いた立派なイチモツで五本足の馬の異名を取った。
  • ラニ - アメリカ遠征中は頻繁に馬っ気を出していたが、アメリカクラシック三冠レース全てに出走して2回掲示板入りする実績を残す。