首都高速10号晴海線
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首都高速10号晴海線は、首都高速湾岸線東雲JCTを起点に、有明通りに並走、豊洲市場東端付近の豊洲出入口と、晴海出入口に至る、全長2.7kmの首都高速道路の路線。路線番号は10番。勝どき、築地付近の地下を通り、築地川跡地を経て、現在の新富町出入口付近で首都高速都心環状線と接続する都市計画があるものの、事業化に至らないまま実現予定は立っておらず、現在では盲腸線となっている。
豊洲出入口は豊洲市場の、晴海出入口は2020年東京オリンピックの選手村最寄りランプとなるが、その他に大きな施設はなく、交通量はさほど多くはない。11号台場線・9号深川線に並ぶ都心へのアクセスルートと位置付けられているが、都心環状線を経て都心各地に向かうためには、別の入り口で再び料金を支払う必要があるため、需要は築地・銀座・東京駅付近を目的地とする場合に限られる。羽田空港・成田空港から銀座・東京駅方面へ向かうリムジンバス等の選択肢としては重宝される。
延伸予定地であるC1新富町出入口、築地川跡地には、既にトンネル構造物が設置されており、出入口構造やトンネルの一部を見ることができる。これは元々区道として計画整備されたものの、頓挫したことから、将来的な晴海線延伸に利用できるよう管理されているものと考えられる。トンネル内部は築地川公園などから覗くことができ、現在は資材置場のようになっている。