雲孫

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

雲孫(うんそん)は、本人より8代下の子孫のこと。つまり、仍孫の子で、孫の孫の孫の孫である。「雲のように遠い孫」の意。雲孫にとって、本人は高祖父母の高祖父母の祖父母に該当する。雲孫より下には、決まった呼び方はない。「徳川家茂徳川家康の雲孫である」などと使う。

本人生存中の誕生[編集]

今まで、本人の生存中に雲孫が誕生した例はない。生理学的に子供が産める年齢の下限である15歳で産み続けたとしても、雲孫が誕生するのは本人が120歳のときになる。そして、今までに120歳以上に達した人は一人しかいない。多くの国では15歳での出産は社会的にも許されず、ハードルがいかに高いか分かるだろう。例えば日本なら、18歳以上でしか結婚できず[1]、18歳で子供を産み続けたとしても、雲孫が生まれるのは144歳になる。そして、今までにこの年齢に達した人はいない。人間の寿命の限界は125歳前後であるとする説も多く、本人生存中に雲孫が誕生するには、少なくとも抜本的な医療技術の革新が必要なのは間違いないようだ。

脚注[編集]

  1. 2022年の改正民法施行後