湯豆腐
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湯豆腐とは、鍋物の一種である。
概要[編集]
もっとも基本的なものは、
- 豆腐は奴に切って水に晒して、にがりを抜く。
- 昆布は水出汁を取る。その後、切れ目を入れる。
- 鍋に昆布出汁を入れ、火をつける。これは沸騰させてもよい。
- 水で戻った昆布も入れてる。ここで沸騰させると昆布臭くなるので沸騰させぬこと。
- そこに豆腐を入れる。量は少なめ。豆腐がくらりと動いたところを呑水(とんすい)に取り、鰹節醤油や醤油餡をかけて、小葱とともに食べる。
である。
「豆腐と昆布だけ?」とおもわれそうだが、鱈・白菜(そぎ切りにする)・春菊・椎茸・えのきだけ・鶏肉などを入れてもいい。燗酒が合う。
鯛やカワハギ、蛤なども入れることがあるらしい。
人間生活との関わり・利用[編集]
専用の道具(湯豆腐のタレ入れ(湯どうふカップ・豆腐掬いのセット商品もあり)・豆腐刺し・)を揃える人もいれば、醤油や鰹節に凝る人もいる。
土鍋、豆腐を救うための小型の網杓子、豆腐刺し(丸竹を使ったフォーク)、鍋に入れて出汁醤油を温めておくため容器など。ブランドものの醤油、鰹節[1]などはデフォである。
まだ海外でブームになった気配はないが、おそらく燗酒という習慣がないことと鮮魚の流通というインフラが弱いせいだろう。その気になればヨーロッパでもアメリカでも作れる[2]。
その他[編集]
薬味はなぜか小葱が一般的だが、芹とかクレソンでも悪くないらしい。