陸軍奉行(りくぐんぶぎょう)とは、江戸幕府の役職の1つである。幕末の軍制近代化の必要性から文久2年(1862年)に設置された。講武所を改組して新設し、歩兵・騎兵・砲兵の3兵を統括した。席次は駿府城代の上であり、海軍奉行よりは下位に置かれた。