海軍奉行(かいぐんぶぎょう)とは、江戸幕府の役職の1つである。幕末の軍制近代化の必要性から慶応元年(1865年)に設置された。江戸幕府の海軍を統括することを職務とし、陸軍奉行より上位に置かれたが、慶応2年(1866年)に海軍総裁が創設されるとその指揮下に置かれることになった。