限界等級

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限界等級(げんかいとうきゅう)とは、天体望遠鏡で見える天体の暗い方の可視等級の限界。

仕組み[編集]

望遠鏡は、大きな対物レンズを使ってたくさんの光を集め、暗い天体も見えるようにしている。しかし、暗すぎると十分な光が集まらず、見えなくなる。当然、口径が大きければ大きいほど、たくさんの光を集められるので、限界等級は大きくなる。

口径以外の条件[編集]

人工の光により、肉眼では暗い星が見えないような場所では、限界等級は小さくなる。また、高齢者など、瞳孔が開きにくい人も、限界等級は小さくなる。

口径別限界等級一覧[編集]

肉眼で6.00等級まで見え、瞳孔が7mmまで開く人の場合である。

脚注[編集]

  1. a b ただし、宇宙では大気による影響がないので、実際にはこれより暗い天体まで見える