阿部公彦
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阿部 公彦(あべ まさひこ、1966年11月ー )は、日本の英文学者、東京大学教授。
人物[編集]
祖父は海軍軍人、父・阿部克巳(1923-2011)も海軍経理学校を出た海軍軍人で、戦後四年生大学を出て会社員となった。横浜市出身。静岡聖光学院高等学校卒、東大文学部英文科卒、同大学院博士課程中退、ケンブリッジ大学でウォレス・スティーヴンズで博士号を取得したので英国の詩が専門だが、『モダンの近似値』でサントリー学芸賞を受賞、文藝評論家的な活動をしている。東大英文科助手、帝京大学文学部助手、専任講師、助教授をへて、東大文学部英文科助教授、准教授、教授。2023年、日本英文学会会長となる。小島信夫、西村賢太などを評価している。妻は津田塾大学准教授(英文学)の阿部曜子。