阿久沢家住宅(あくさわけじゅうたく)とは、群馬県前橋市柏倉町604にある旧家である。
江戸時代前期の17世紀頃の建造とされている、赤城山麓の古い農家の形式を残した住宅である。
阿久沢家は室町時代末期に赤城山南麓に住み着いたとされており、江戸時代中期に名主や組頭などを務めたこの地の名士的存在であった。この旧宅は茅葺きの屋根、広い土間、納戸などの昔を忍ばせる典型的な農家の造りである。
国の重要文化財に指定されている。