長谷寺(ちょうこくじ)とは、宮城県岩沼市北長谷字畑向山28に存在する寺院である。宗派は曹洞宗。
平安時代中期の康平年間(1058年 - 1065年)に、源頼義が建立した寺院といわれている。当初は真言宗であったが、後に曹洞宗に改められた。この寺の本尊は小野篁作ちいわれる十一面観音で、脇侍として不動明王、毘沙門天が配置されている。古来、秘仏として公開されていないが、数多くの信者を有したという。近くの丘陵地には大小あわせて64基もの横穴を持つ長谷寺横穴古墳群もある。