金沢市老舗記念館
ナビゲーションに移動
検索に移動
金沢市老舗記念館(かなざわししにせきねんかん)は老舗の薬種商の店舗を移築した、金澤の伝統的町民文化を展示する記念館である。
概要[編集]
江戸時代に薬種商「中屋薬舗」を昭和62年、中屋家から金沢市が建物の寄付を受けたものである。金沢市は文化財的に価値のある外観、商家の面影を残す「店の間」などを復元し、伝統的町民文化の展示施設とした。中屋家は、1579年(天正7年)に彦兵衛が薬種業を開始し、五代藩主綱紀から御殿薬の処方を拝領し、以後代々町年寄り等をつとめた格式の高い家柄である。1階は当時の店先を再現する「みせの間」、おえの間、書院の間、茶室、2階は各老舗に伝わる生活諸道具や町民文化に関する資料を展示する[1]。
基本情報[編集]
- 名称:金沢市老舗記念館
- 開館:1981年(昭和56年)11月1日
- 所在地:〒920-0865 石川県金沢市長町2丁目2番45号
- 交通:JR金沢駅東口バスのりばから 城下まち金沢周遊バス・兼六園シャトル・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「香林坊」下車徒歩5分
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)展示入替日(年2~3回)
- 開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 入場料:一般 100円 高校生以下 無料