金川真弓
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金川 真弓(かながわ まゆみ、Mayumi Kanagawa、1994年 - )はバイオリニスト。米国籍であるが、両親は日本人。
概要[編集]
1994年、ドイツで生まれる。4歳から日本でバイオリンを始める。ニューヨークを経て、12歳のときロサンゼルスに移動し、現在、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で、コリヤ・ ブラッハー(Kolja Blacher)教授のもとで学んでいる。2012年アメリカの“パフォーマンス・トゥデイ”アーティストに選ばれた。日本では名倉淑子、ジュリアード音楽院プレカレッジで川崎雅夫、ロサンゼルスコルバーン・スクールでロバート・リプセットの各氏に師事。使用楽器は、ドイツ演奏家財団のドイツ国家楽器基金から貸与されたぺトラス・グァルネリウス(マントヴァ 17世紀後半製作)[1]。
骨太で力強い演奏で、テクニックも万全である。
2019年6月24日、チャイコフスキー国際コンクールの最終選考に進出が決定した[2]。結果は4位を受賞した。
共演者[編集]
- ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー(チャイコフスキー)、
- フィンランド放送交響楽団(ベルク)、
- ラトビア クレメラータ・バルティカ(モーツァルト第4番)、
- ロサンゼルス室内オーケストラ、
- リトアニア国立交響楽団(ブルッフ)
- ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団(ベルクのヴァイオリン協奏曲)
- アレクサンダー・シェリー指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団(チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲)
- モデスタス・ピトレナス指揮リトアニア国立交響楽団(ブルッフのヴァイオリン協奏曲)
- マリインスキー劇場管弦楽団
- プラハ放送交響楽団
- クレメラータ・バルティカ、ロサンゼルス室内管弦楽団
受賞歴[編集]
- 2018年、ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのバイオリン部門で2位入賞[3][4]。
- 2016年、第18回プリンセス・アストリッド国際音楽コンクールで優勝(ノルウェー)。
- 2013年、ハイフェッツ国際コンクール(リトアニア)で第1位[5]。
- 2011年、アービング・クライン国際コンクールで優勝(サンフランシスコ)[6]。
第16回チャイコフスキー国際コンクール、バイオリン部門[編集]
コンクールの最終審査結果は、以下の通り
- 1位:セルゲイ・ドガディン (ロシア) 30歳
- 2位:マルク・ブシュコフ (ベルギー) 28歳
- 3位:キム・ドンヒュン (韓国) 19歳
- 4位:金川真弓 (アメリカ) 24歳
- 4位:アイリン・プリチン(ロシア) 31歳