配列

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配列(はいれつ)とは、要素を並べたものである。要素の例として、数字や文字列などがある。

概要[編集]

多くのプログラミング言語では、数列ベクトル行列などを扱える様にするため、複数の値を格納した変数を扱える様になっている。これが配列である。数字を一列に並べた一次元配列でなく、二次元・三次元方向に数字の並んだ多次元配列を扱える言語も多い。また、言語によっては、ベクトル演算や行列演算までサポートされていることもある。

言語別の例[編集]

C言語[編集]

C言語は、数字の並びとしての配列がサポートされている。ただ、C言語が特殊なのは、配列は事実上のポインタという扱いになっている点である。配列の各要素は、メモリ上で連続して並べられ、変数名とメモリアドレスが同じ扱いとなっている。

例えば、5個の要素からなる配列haiを定義した場合、hai[0], hai[1], hai[2], hai[3], hai[4]はメモリ上のアドレスが連続している。ここでhaiは、配列であると同時に、変数hai[0]のメモリ上のアドレスを示す変数としての意味も持っていて、例えばX = *haiと書くと、Xにhai[0]が代入される。

Java[編集]

基本的に、C言語似た様な書き方であるが、メモリアドレスを示すポインタとしての役割は持っていない。