遠泳
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遠泳(えんえい)とは、海・湖・河川など自然の水域で長距離を泳ぐ行為である。
概要[編集]
1人ないし複数人の集団で自然の水域をスタートからゴールまでを途中でリレーせずに1人で泳ぎ切る。集団遠泳は臨海学校のプログラムに組み込まれていることがあり、その実施目的は
- 全員で一つの目標を達成する協調性を養う
- 仲間との精神的一体感を醸成する
- 足が水底に届かない事によって生じる恐怖心・不安感の克服
- 夏の強い日差しに耐える忍耐力を養う
などが挙げられる。
遠泳は早く泳ぐ事よりも、長距離を完泳する事を重視する。実施中は責任者が伴走船に乗船して生徒を支援・監視しているが、責任者の目の行き届かない所で子供が溺れるなどし、死亡事故が起きることもある。なお学校管理下における遠泳での死亡事故は1983年から2010年までに5件発生している。[1]
遠泳をスポーツとして国際ルールを定めたものがオープンウォータースイミングである。