道床付線路
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道床付線路(どうしょうつきせんろ)とは、鉄道模型の線路において、枕木・バラストを一体成型した道床が付いた製品である。道床がなく、レールと枕木だけの製品をフレキシブルレール・固定式線路と呼ぶ。
概要[編集]
枕木・バラストをプラスチックや金属などで一体成形した道床にレールを組み合わせたもの。パーツ同士の接続は線路部分に取り付けられた通電性のジョイナーと道床部分に存在する爪状のジョイナーで行う。畳の上のような凹凸のある場所でも安定した走行が楽しめる他、規格が定まっていてレイアウトの設計がしやすい、日常的な組み立て・撤収が手軽などのメリットが有る。
しかし定まった規格の製品でレイアウトを組む形になり、メーカー間での互換性も担保されている訳では無いため、メインで使用しているメーカーの製品群に存在しないパーツが他社のパーツにあっても部分的に組み込む事が難しい。またパワーパックから線路への給電ケーブルも各社独自のものが多く、パワーパックと線路でメーカーが異なる場合は接続に何らかの工夫が必要になる。(後述)
異なるメーカーの製品群を混在させる時[編集]
異なるメーカーの道床付線路を混在させる[編集]
やり方としては
- メーカーから発売されているジョイント線路を購入し、それを介して接続する。
- 道床部分のジョイナーを外し、レール部分のジョイナーのみで無理やりつなぐ
- フレキシブルレールをアダプター代わりにする
などがある。
レールとパワーパックのメーカーが異なる場合[編集]
- レールのメーカーの給電ケーブルとパワーパックのメーカーの給電ケーブル2本を用意し、双方を途中で切断して皮膜を剥がす。これを電線をよじってつなぎ、熱収縮ケーブルで覆う。
- パワーパックのメーカーと同じ給電ケーブルを用意し、皮膜を剥がしてレールに直接はんだ付けする。