軌道傾斜角

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軌道傾斜角(きどうけいしゃかく)とは、ある天体が別の天体の周りを公転する軌道が、地球のそれ(衛星の場合は主星の赤道面)に対してどれほど傾いているのかを表す尺度。0°から180°までの数字で表している。90°を超える場合、それは逆行天体であることを意味し、180°では完全な逆行となる。

天体の種類ごと[編集]

原始惑星系円盤上でできた天体の場合、大きな惑星によって軌道が曲げられでもしない限りは軌道傾斜角は小さくなる。しかし、恒星間天体を含め、原始惑星系円盤外でできた天体では、それぞれバラバラにできたので、軌道傾斜角も大きくなりうる。