路線価
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ウィキペディアの生真面目ユーザーたちが路線価の項目をおカタく解説しています。 |
路線価(ろせんか)とは、毎年1月1日時点での全国の主要道路に面した土地1平方メートル当たりの評価額のことである。国税庁が毎年7月に発表し、相続税や贈与税の算定基準としている。国土交通省が毎年3月に発表する公示地価をベースとして、売買実例や不動産鑑定士の意見を踏まえて最終的に決定することになる。公表後に景気変動などで地価が急落し、納税者が著しい不利益を生じることを防ぐため、公示地価の8割程度の水準と定められている。土地を個別鑑定すると納税者の負担が重く、国税当局の事務処理も膨大になるため、路線価を時価評価に利用できることは財政評価基本通達で定められている。