越前海岸岩盤崩落事故
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越前海岸岩盤崩落事故 (えちぜんかいがんがんばんほうらくじこ)は福井県越前町で発生した岩盤崩落事故である。
概要[編集]
1989年7月16日に福井県越前町の国道305号に2000トンの岩盤が崩落して落石シェッドを突き破り、この区間を走行中のマイクロバスを直撃し、15人の死者がでた。この区間では以前にも岩盤崩落事故があり、当初はトンネルで通す案も出たが、玉川洞窟観音が存在するなど、観光を重視する地元の強い意向で落石シェッドを設置する原道拡幅案が採用された。この事故のあと、この区間は再びトンネルで通すことになり、現在、この区間は廃道となっている。
賠償[編集]
落石は自然災害であるが、道路管理者の瑕疵があるとされ、保険会社は福井県に4億5000万円を支払い、福井県はこれに1億700万円を上積みして5億5700万円を支払った。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
山さ行がねが:静岡県道416号静岡焼津線 - 波浪によって破壊された道路を紹介している。