豊渓里

豊渓里（プンゲリ）は、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）北東部の咸鏡北道吉州郡にある町である。北朝鮮北東部・咸鏡北道吉州郡の険しい山々が連なる地帯に位置し、計6回の地下核実験が行なわれた。周辺は1970年代から一般の出入りが禁止されており、2006年 10月に初の核実験が実施されている。以後、核実験の回数を重ねるごとに爆発規模は大きくなり、2017年 9月の6回目の核実験の際にはマグニチュード6.1の揺れを引き起こし、坑道崩落の可能性が指摘されていた。また、中華人民共和国と北朝鮮のいわゆる中朝国境の町を結ぶ鉄道の駅や主要道路が通り、人員や資材を運ぶ利便性がある。さらに周辺には政治犯収容所もある。