豊洲市場
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豊洲市場(とよすしじょう)は、東京都中央卸売市場の一つであり、築地市場の移転先として予定されている市場。
概要[編集]
青島幸男都知事時代に、老朽化した築地市場を東京都江東区豊洲6丁目に移転させる方針が示され[1]、「豊洲市場基本計画」が策定された。平成26年(2014年)2月に建設が開始された[2]。
平成28年(2016年)、建物が完成し、7月に報道陣に公開された。築地の1.7倍の規模で、延べ床面積が約51万平方メートル。全ての施設に屋根があるため、衛生管理がしやすくなる。水産卸売場棟の2階部分には見学者用の通路が設けられた[3]。
移転延期[編集]
豊洲市場の地下水が環境基準を超えるなどの理由によって、移転が延期された。移転の延期による損害額は1ヵ月で4億3500万円[4]。
脚注[編集]
- ↑ 東京新聞2017年3月10日 豊洲移転の方針が引き継ぎ書類に 1999年に青島氏から石原氏へ
- ↑ 日本経済新聞2014年2月28日 豊洲新市場で起工式 15年度中の完成目指す
- ↑ 毎日新聞2016年7月30日 豊洲市場 残り100日 新市場、着々と報道陣に初公開
- ↑ 毎日新聞2016年11月17日 延期の損害額は4億3500万円 初試算