西の里信号場

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西の里信号場(にしのさとしんごうじょう)とは、北海道北広島市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の信号場である。

概要[編集]

同じ名前の信号場が国鉄時代にも設置されていたが、現在の信号場と設置場所が異なる上、単に名前が同じなだけで別々の施設である。

国鉄時代の西の里信号場は、千歳線の単線区間における列車離合のための信号場として上野幌駅と北広島駅間の旧線に設置され、この区間が複線の新線へ切り替えられた1973年に廃止された。

現行の信号場はJR千歳線の列車本数が新千歳空港駅開業などによって列車本数が増加し、列車待避を可能にする目的で設置されたものである。下り線と上り線で待避線の有効長が異なり、上り線は6両程度が停車可能なのに対し、下り線は非常に長い有効長が取られていた。ただし当信号場での列車待避は春から秋にかけてのみ実施され、冬の間は待避線の除雪作業をせず、使用停止としていた。2017年に待避線と分岐器が撤去され、現在は閉塞区間の境界として機能している。

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(1973年廃止)
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