血小板(けっしょうばん)とは、血液成分の1つで、骨髄内の巨核球という細胞から分離してできる。大きさは直径2マイクロメートルから3マイクロメートルで、出血すると活発に働き、血小板同士が集まり固まって傷口をふさぐ。血小板の減少は白血病、貧血、ウイルス感染などにより起きる。輸血用の血小板の供給は善意の献血に依存している状態で、提供者の減少や医療ニーズの増加などもあり、世界的に需要が追いつかない問題などが発生している。