藤縄正勝
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藤縄 正勝(ふじなわ まさかつ、1922年6月24日[1] - 2012年1月9日)は、労働官僚。元労働事務次官。
栃木県出身。東京大学法学部卒業[2]。労働省労働基準局賃金部長[3]、労働基準局長[4]、労働事務次官(1977年1月1日~1978年6月24日)等を歴任。のち労働福祉事業団理事長、財団法人日本身体障害者スポーツ協会理事(1979年6月~1981年6月)[5]、公益法人勤労者福祉振興財団初代理事長(1988年7月就任)[6]、社団法人日本産業カウンセラー協会会長(1990年就任)等を歴任[7]。1980年の日本災害医学会で「勤労者医療」という概念を提唱した[8]。
2012年1月9日、老衰のため死去、89歳[9]。
著書[編集]
- 『労働法規の知識』(日本経済新聞社[日経文庫]、1967年)
- 『社会保険労務士制度の早わかり』(労働法令協会、1968年)
- 『これからの労働問題』(労働問題懇話会[産業労働ライブラリー]、1977年)
- 『日本の最低賃金』(日刊労働通信社、1972年)
- 『勤労者財産形成促進法早わかり』(労務行政研究所、1972年)
出典[編集]
- ↑ 朝日新聞社編『朝日年鑑 1997年版』朝日新聞社、1997年
- ↑ 日本民政研究会編『高級官僚総覧 1970年版』評論新社、1970年
- ↑ 藤縄正勝『日本の最低賃金』日刊労働通信社、1972年
- ↑ 労働省大臣官房総務課編『労働行政要覧 昭和50年度』日本労働協会、1976年
- ↑ 創立20年史 財団法人 日本身体障害者スポーツ協会 障害保健福祉研究情報システム(DINF)
- ↑ 小池あきら:2003年5月13日 厚生労働委員会 小池あきら
- ↑ 杉溪 一言先生 | オーラルヒストリー 心理学ミュージアム - 日本心理学会
- ↑ 野村和弘「期待される勤労者医療(PDF)」『日本職業・災害医学会会誌』第60巻3号、2012年5月
- ↑ 藤縄正勝氏が死去 元労働事務次官 日本経済新聞、1月17日